離婚調停・面会調停1回目〜①
審判で婚姻費用が決まってから、1ヶ月後、モラ夫から申し立てられていた離婚調停、面会調停がありました。
やっと、金額以外のことを話し合えると思っていましたが、弁護士からは、1回目は相手の意見を聞くだけにして、特に何も話さなくていいとのことでした。
面会調停については、はっきり言ってなぜ申し立てられたのかわかりませんでした。面会調停を申し立てる=子供に会いたいと思う親が申し立てるものだと認識していました。
モラ夫は不倫中から子供に対しても愛情が減ったかのように、態度もひどく、関わろうとしなくなりました。
子煩悩だと思っていたので、その変化は私にとって一目瞭然でした。そのため、もう子供に以前までのように愛情はないと思っていました。
なぜ面会調停を申立てたのでしょうか。。
モラ夫は他人の前ではいい人ぶるので、弁護士の前で、子供が大切アピールをしたのかもしれません。そして面会調停を進められて断れなかったのかもしれません。
そのアピールと行動が伴っていないため、私的に面会調停が違和感でしかありませんでした。
それとも、一切会えなくなるのは嫌だから念のためやっておこうくらいの気持ちなのでしょうか…
そして、調停が始まり、いつもの調停員と顔を合わせましたが、二人の顔が困惑していました。
なんと、離婚調停を申し立てた張本人のモラ夫が、裁判所に来ていなくて、連絡もつかないというのです。。
相手の弁護士も連絡がつかないようで、調停は延期になりました。
申し立てた本人が調停に来ないなど、ほとんどないらしく、弁護士さんもびっくりしていましたが、結果有利なのでということでした。
なんだか私はすごく恥ずかしくなりました。
大の大人が自分から申し立てた調停をすっぽかしたこと。調停員も弁護士さん達もみんな、モラ夫の都合に合わせて集まっているわけなので。
都合が悪くなったのなら連絡して、弁護士に任せればいいだけの話だと思います。
調停も終わる頃やっと連絡があったようで、調停を忘れていたとのことでした。そんなことがあり得るのか。。ただの逃げなんじゃないかと思いました。
そして調停員から思わぬ話がありました。
別居して2年半がたち思うこと
不倫されてから3年がたちました。
あんなに苦しかった。人生で初めて何度も死にたいと思った。当時は心療内科の薬がかかせなかったです。
しかし、時が経つとこんなに変われるものなのかと思います。
現在、モラ夫は婚姻費用を滞ることなく払い続けてくれています。
それでは足りないので、パートをしはじめて、1年がたちます。持病があり、長時間は働けないのですが、少しずつできることからはじめています。
家では家事育児もありますが、資格の勉強をしたり、今まででは考えれなかったような有意義な生活ができています。
そしてモラ夫がいない生活にも慣れてきて、子供たちと笑顔で過ごしていると、本当に別居してよかったと思います。
これからどうなるのか、考え出すと不安になることもあります。時々、フラッシュバックのような、思い出してすごく苦しくなることもありますが、だんだん減ってきました。
今は自分のことと、子供のこと、日々忙しく生活しているだけで、毎日なんとかなると思って過ごしています。
モラハラによって、とにかく自分はダメなんだと思い込んでいました。自分は専業主婦だから何もできないと。
どうして不倫されたのか。何がいけなかったのか。考えれば考えるだけ、辛くなって。元々マイナス思考だったので、私にダメだったところもあるとは思います。
でもとにかくその考え方をやめる。自己肯定感を高めること。いろんな本を読んだり、調べたりして、自分なりに少しは変われたと思う。
そして、自分のやりたいことを見つけたい、次はあれがやってみたい、とか今まで思ったことがなかったので知らなかったですが、自分のためにできることを見つけること。自分のために生きることって楽しいんです。
そして、結婚生活、モラ夫がいないと生活できないと思っていたし、いつも頼っていました。
子供のことはもちろん、家のことや保険のこと、事務的なことも全て何から何まで二人で相談して決めていました。
それがなくなり、何でも一人で決めること。それが当たり前で、そうしていかなければならない状況になったこと。
一人で過ごす時間も増え、生活が一変しましたが、ずいぶん強くなれたと思います。
今は調停中ではないので、なんとか穏やかに過ごせています。
拙い文章ですが、少しずつ、今現在のことも書いていこうと思います。
時系列前後して分かりずらかったら申し訳ありません。
いつも読んでいただきありがとうございます。
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婚姻費用の決定
前回の調停で審判になり、2週間後、正式に婚姻費用が決まったと弁護士から連絡がありました。
びっくりしたのが、婚姻費用はほぼ算定表通りですが、2万円の差額の中で高額な方で決まりました。これには弁護士さんも、喜んでくれました。
裁判官の方に、私の気持ちが少しでも伝わったのだととても嬉しかったです。
モラ夫が主張していた金額よりもかなり多く決まり、私の希望額の方に近かったため、やはり言えるだけ言ってよかったと思いました。
自分の好き勝手して家を出て、お金も払いたくないなど、やはりそんなことが通るわけありません。
仮の婚姻費用よりも高く決まったのでその差額分も請求できます。
これでなんとか生活できる、という安堵感でいっぱいでした。
婚姻費用分担請求調停2回目 ②
前回からの続きです。
そして相手の言い分は…
仮の婚姻費用として、私の希望額を払うとのことでした。
相手の弁護士もいましたが、特にこれ以上反論はしてきませんでした。なら最初から0などと言わないでほしいと思いました。
女の調停員は最後、親は頼れないのかというようなニュアンスのことを言ってきました。モラ夫が言っているのか、わかりませんが、本当におかしいと思いました。このような状態で、なぜそんなことを言ってくるのか。。。私の両親は関係ないと思います。このようなことを言われるのは調停では普通なのかわかりませんが、本当に腹立たしいです。
そして審判へ。
裁判官の方がみえて、私、モラ夫、モラ夫弁護士の3人で話を聞きました。
気がつかなかったのですが、どうやら習い事が争点になっていたらしく、一つ一つの習い事についていつから習っているのか、相手は了承していたかなど聞かれました。
そこでモラ夫、了承していませんとの回答。
びっくりしました。すべて夫婦で話し合って決めてきたことで、以前のモラ夫は習い事代は惜しまず、やりたいと言ったことはやらせてあげたいと言っていました。なのに了承していないなどと言い出したのです。
調停中からきっとその話題になっていたから、裁判官に確認されている。なのに何回かあった調停員とのやりとりの中で、私には、モラ夫がそんなことを言い出しているとは教えてくれませんでした。
調停は調停員を挟んで話し合う場なのに、やはり何か腑に落ちない、うまく話し合いができていないと思いました。
色々と言われたこともあり、調停員には本当に最後まで悩まされました。
審判は、婚姻費用の決定まで、2週間ほどかかるとのこと。次回は離婚調停、面会調停とのことでした。
婚姻費用分担請求調停2回目〜①
前回の調停から2ヶ月後、婚姻費用分担請求、2回目の調停です。
後で知るのですが、この時、離婚調停、面会調停も申立てられていました。そして相手は弁護士と共に裁判所へやってきました。
正直、やっと動いてくれたかと少し安堵しました。婚姻費用を申し立てられたら、離婚調停を被せてくるというのはわかっていました。こちらから離婚調停をやってもよかったのですが、相手は有責配偶者のため、相手から申し立ててくれた方がこちらとしては有利です。そして離婚調停となれば、どうしてこのようなことに至ったのかなど、金銭面以外のところを主張できます。
有責配偶者なのに、離婚請求してくるという、本当腹立たしい話なのですが。。。
金額面ではやはり、前回と同じで算定表よりもかなり低い金額を主張してきました。
そのため、すぐに審判にしてほしいと主張しました。そしてその婚姻費用が決まるまでも困るので仮の婚姻費用を決めたいと希望しました。
私は、仮の婚姻費用は、算定表より少し少ない金額を希望しました。もしも婚姻費用が仮の婚姻費用よりも低い金額で決まった場合、相手にその差額分を返金しなければならないのでそれが嫌でした。
すると相手は、なぜか、仮の婚姻費用は0(無し)か、私の希望額よりも3万円低い金額を提示してきました。意味がわかりません。
そして相手には弁護士がついているため、調停員も私を説得しようとしてくるのです。調停員には当たり外れがあると聞きますが、本当にそう思いました。男の調停員は弁護士さんらしいですが、女の調停員はかなり強めに相手側の意見を通そうとしてきたことがショックでした。
私の中で、怒りと悔しさが込み上げてきました。
相手の言い分が最初からおかしいこと、そもそもなぜこうなったのか考慮してもらいたいこと、子供のためのお金であるのになぜそれを出せないのか。
もし相手の希望が叶うのであれば、悪いことはしたもの勝ちで、家族に対して責任も負わず自分勝手に逃げれるということ。それを裁判所も認めるということ。子供と離れて暮らす親にも、子供に対して責任があるということを自覚させてほしい。私は算定表よりも少し少ない金額を主張しているのに、それくらい飲めないのかと。
言いたいことを全部伝えました。自分で話しながら涙が出そうでした。
そしてそれに対して相手は何を返してくるだろうと、ドキドキしながら次の順番を待ちました。
婚姻費用分担請求調停2回目に向けて
コロナということもあり、調停も混んでいるからと2ヶ月後に伸びていた調停に向けて。
前回、月々かかるお金の内訳を提出してほしいとのことだったので、調停が終わってすぐに裁判所へ提出しました。
特に習い事が多かったので、その金額や食費など、細かく書いたものを提出しました。
そして次の調停へ向けて弁護士さんと相談しました。
婚姻費用は、◯◯万円もらえれば御の字という着地点も教えてもらいました。
そして婚姻費用はほぼ算定表通り。そこも何度も聞きました。希望額通りにもらうのは難しいのもわかっています。
その辺を自分の中で理解し、わかっていたので交渉しやすいと思いました。
婚姻費用の算定表には2万円ほどの幅があり、その中で低い金額で決まるか、少しでも高い金額で決まるか、そこも相手の年収通りだろうとのことでした。私の場合は、相手の年収からすると、その幅の中でも低い金額でした。
どう決まるかはわからないけど、できるだけの主張はしようと思いました。どちらにしても、算定表通りもらえたところで、月々にかかるお金には足らず、やはり少ないのです。
そして問題は、相手が算定表通りところか、だいぶ少ない金額を主張し、譲らない点です。
そこについては、弁護士さんと相談し、すぐに審判にしてほしいと主張することに決めました。相手が変わらず少ない金額を主張してきたら、審判にしてくださいと主張するのです。
長々と同じことの繰り返しをしても意味がないし、審判となれば、算定表通りで決まるからです。
どう転ぶかわからないというのも審判の怖さでもありますが、早く日々の生活のお金を確実に確保するためにはそれしかありません。そして、算定表通りの金額、たとえ少し少なくなったとしても仕方ないという着地点がわかっています。なので審判になるように進めようということになりました。
そして、婚姻費用が決定するまでまだまだ日にちがかかるかもしれません。そのために、借りの婚姻費用を決めること。それも教えてもらいました。
仮の婚姻費用の注意点は、もし後から決まった婚姻費用が仮の婚姻費用を下回った場合、差額分を返さなければいけないそうです。逆に、婚姻費用が上回った場合は、差額分をもらうことができます。
早く婚姻費用を決めたい方、相手がお金を払う気がない方、算定表通りの金額に納得できる方は、すぐに審判にしてもらうことも一つの手だと思います。
審判になっても、そこから金額が決まるまで、また日にちがかかります。
子供たちの生活を守るためにも、少しでも早く安定した金額をもらうためにどうしたらいいか、必死でした。
婚姻費用分担請求調停1回目
婚姻費用の調停は、成立するまで半年ほどかかりました。
弁護士さん無しで望んだ1回目の調停。今までの経緯を調停員に聞いてもらい、自分の希望する金額を提示しました。
しかし相手は希望額は払えないとのこと。こちらの希望する半分しか払えないと主張してきました。私の希望額は算定表から2万ほど多い金額だったので、相手は算定表よりもかなり低い金額を主張していました。
今までの経緯も話しましたが、婚姻費用の調停は金銭面を決める調停なので、他のことは関係がなく、ほぼ金額のことだけで話が進められていきます。なので、不倫についてや離婚したいのかなどはほとんど聞かれません。弁護士さんからもそう聞いていたのでそれは心づもりして臨めました。
しかしこんな勝手なことをされて家を出ていき、お金も払いたくないという無責任な態度が許せなかった私は、その点は何度も主張しました。子供はこれからさらにお金がかかる年であって、習い事もたくさんしていたので、子供のためにもしっかりと払ってほしいと主張しました。
3回ほど順番に話を聞いてもらい、また次回に持ち越しとなりました。そして次回までに、生活に必要な金額の内訳を提示してほしいとのことでした。
長い戦いになりそうな予感と、この先どうなるのかわからない不安。人生で初めて調停員と話しましたが、自分の中で、腑に落ちないことも言われたりしました。モラ夫はとても外面がいいので、うまく話していたのかもしれません。
次の調停は2ヶ月後ということでした。